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歌いたかったな・・・

 仕事帰りの電車の中、マナーモードの携帯がブーブー鳴ってる

 電車の中なのでほっておいた

 なんか、疲れてたので、家に着くまで数回、着信、メールがあった

 が無視


 家に着いて留守電が入っていたので聞いてみる  

 「 ちょっと今どこ!もうみんなとっくに集まってるよ!!」

 へ? なにそれ?


 あー!思い出した!!

 カラオケに行く約束してたんだ!


 カラオケボックスにダッシュ!


 遅刻の罰として、飲み物係に任命される

 「ウーロン茶」 「コーラ」 「コーヒー」

 と注文が入るたびに「はい」とドリンクバーに取りに行く

 私はメイドか?

 
 私の順番

 松任谷由美「卒業写真」を歌う

 私は満足、みんなは不満そう・・・


 次は何を歌おうかな?
 
 寺尾聡 「ルビーの指輪」を歌う

 ♪ そおさ 誕生石ならルビーなの♪

 この歌を知らない人、数名確認

 関係ない!


 次の順番

 チェーカーズ「涙のリクエスト」

 ♪ 涙の~リクエ~ ♪

 みんなが「古い」の大合唱

 無視!


 次

 ゴダイゴ「ガンダーラ」

 ♪ ガンダーラ ガンダーラ ♪

 歌っている途中で画面がストップ

 古すぎるという理由で「演奏終了」ボタンを押されていた

 
 曲変えるから!変えるから歌わせて!と懇願

 まるでお代官様に年貢を待ってもらう農民のよう

 別の曲を選んでいる私を友達がチェックしている

 検閲か!と思ってしまった


 SMAP「夜空のムコウ」

 でみんなのオッケーがでる

 ♪ あれから~ぼくたちは~♪

 私もみんなも満足  けど、


 歌いたかったな

 ガンダーラ・・・

 ♪ その国の名はガンダーラ どこかにあるユートピア♪

 行きたいな、ユートピア・・・

 

 

おみやげ

 博多に旅行に行っていた友達が帰ってきて、

 おみやげを渡したいといので、会って来た

 
 まず、渡されたのが、
 
 博多名物、銘菓「通りもん」!

 これは、私は以前一度食べた事があるのだが、大変おいしい

 ほうじ茶と一緒に食べると最高!


 次に渡されたのが

「やけに凝った刺繍のはいった日傘」・・・


 お次が

 「化粧水」

 「あ、これは来る途中、ドラッグストアで買ってきたの」

  ・・・


 え~と、「この日傘は?」

 「あ、これね、私のとおそろいだよ

  ○○(私の名前)って真っ白だしさ、紫外線対策は重要だよ~」

 「はい・・・」


 「この化粧水は?」

 「ちゃんとスキンケアしてる?化粧水持ってなかったでしょ

  そろそろ肌に気をつけなきゃダメだよ~」

  「はい・・・」

  
  お肌のお肌の曲がり角~


 「ありがと~!ちょうど、日傘と化粧水欲しかったんだ~♪

  なかなかいいのが見つからなくてさ

 アンチエイジング!スキンケアほんと大事だよね~

 さっそく使わせてもらうね!」


  って言うかー!!

 自分でつっこんじゃったよ・・・


 確かに紳士用の日傘、今あるらしいからいいけどさ、

 この貴婦人がさしてそうな刺繍入りの日傘を私にさせと?


 紳士用の化粧水もあるさ

 でも、「ぴちぴちお肌で、より美しく♪」って・・・


 私は何者?

 美の探求者?


 まあ、せっかくのおみやげだからもらっておいたけどさ~

 
 使うか使わないか?

 それが問題だ・・・


 (一応、おみやげありがとう・・・)





 

捜査

 三つ年上の男友達が大手の結婚相談所(名前を聞けば誰もが知っていそうな所)

 にお試し入会みたいなのをした

 結婚をあきらめた私には全く興味のない話だ


 私はまったく全然興味がない が、

 私の大切な友達がもしだまされて、大金をむしり取られたら・・・

 その結婚相談所はちゃんとした所なんだろうか?


 私は興味がないが、友達のためにちょっと

 調べてみることにした(やれやれ、世話のやける友達だ)

 
 えー!!なに、この入会金!なに、この年会費!

 どんだけ、ブルジョアぞろいなの、この相談所は!!

 私なんて門前払いじゃん!


 ま、関係ないんだけど・・・


 もう少し調べてみる(友達のために)

 いろいろ入力しなくちゃいけないんだね~


 身長、体重、学歴、職業、年収ね~、

 まあ、相手方も気になるだろうね~

 (仮にだけど、かりにだけど、身長152、体重40、って

 プロフィールを見た女性は、「え、何この人?次!」

 ってな感じだろう)

 健康状態に過去の病歴ね~

 気になるのかな? まあ許す(私は何様?)

 
 「食べ物の好き嫌い」ってさ・・・

 そりゃ、好き嫌いは良くないとは思うよ

 でもさ、「え~、この人、にんじん食べれないんだ

 じゃ、会うのやめた」ってことあんのかな~

 まあ、いいけどさ・・・私は興味ないから・・・

 
 「現在の両親との関係」ってさ、

 そりゃ、家は円満とは程遠いよ・・・


 「子供は何人を望むか」って

 私は子供を養えるほど収入ないよ・・・

 
「転勤の可能性はありますか」って

 ちっぽけな個人塾にあるわけないさ・・・


  
 なんか心が北へ・・・


捜査打ち切り・・・

 

 北海道にまだ雪はありますか?

 

変身!


 イメチェン&暖かくなってきたので、

 髪をばっさりと、ベリーショートにした

 (実は「妻夫木聡」をちょっと意識してみたりもしていた)


 美容院の帰り、その足で、友人、男女数人と

 ファミレスでお茶をした

 30分位したが誰も私の髪型に触れてくれない・・・

 
 しびれを切らし、「髪、切ったんだ~」と自ら言おうとすると、

 その直前に女の子が私の方を見て「あ、誰かに似てる・・・」

 と言った

 遅い!遅すぎる!あやうく自己申告するとこだったよ

 「誰だっけ?あの人、名前が出てこない~」

 妻夫木!その人の名は妻夫木聡!!

 「あの、ソフトバンクのCMにでてる人
 
 お父さん犬の奥さん役でさ、上戸彩のお母さんやってる人」

 ん?・・・

 ひ、樋口加奈子さん・・・

 (樋口加奈子さんファンのみなさま、私はそんな恐れ多い事
 これっぽっちも思っていませんし、髪形だけなのでお許しを)


 「あ~、似てる似てる!なんかさ、色、白いしさ~

 雰囲気がなんとなくね~」

 「黒髪だしさ~
 
 ちょっと、彩!って言ってみて~」 


 つ、妻夫木 つまぶき ツマブキ 

 妻夫木聡はソフトバンクのCMに出ていません

 
 その日一日私は「お母さん」と呼ばれた
 
 
 心の整理はついた

 
 あの人たちとは友達をやめ、北へ行こう・・・

 
 (妻夫木は遠かった・・・)
 

 
 

視線


 去年の夏、何故か突然、「太極拳」をやろう!と思った

 早速調べてみると、二つ隣の駅の中学校の体育館で、

 教えている所があったので、体験教室に行く事にした

 
 当日、仕事の都合で10分位遅れて到着すると、

 すでに練習は始まっていた

 
 急いでジャージとTシャツに着替えて練習に参加

 20分位練習に集中していると、

「10分、休憩入れます」と先生が言った

 私は体育館の隅っこで、Tシャツをパタパタされながら、

 暑い暑い~、と思っていると、

 私と同い年位の女性がこっそり私の所にやって来て、

 「ノーブラはまずいですよ・・・
  ここの男、女に飢えてますから・・・」

 と耳元でささやき、柔軟体操をはじめた

 え~と・・・

 いやいや、私がブラをしていた方がその百倍まずくはないかい?

 が、しかし・・・ 彼女の言う事は実は的を得ていた


 後半30分がはじまった

 なんか男の人達がチラチラ見てる・・・胸元あたりに視線を感じる・・・

 特に姿勢が前かがみになった時に、なんか胸元を・・・

 気のせいではなく、確実に見られていた

 前半は、遅刻して来た事と、練習に夢中で全く気づかなかった


 男性陣のみなさん

 そんなに見ても、あなた達のお目当てのものを私は持っていないよ・・・

 あなた達と同じだって・・・


 結局、「太極拳」はその日でやめた

 

 

誰が行く?

 私は小さな個人塾で子供たちに勉強を教えて生計をたてている

 ある日、教室で、30人位の小学5年生を相手に算数の授業をしていると、

 後ろの方の席で、女の子、3、4人がこそこそっと何かを話していた

 小さな声だったし、別に授業の邪魔にはならなかったのでほっておいた

 
 かすかに、「誰が行く?・・・」という声が聞き取れた

 
 私は、わからない所があるけど、恥ずかしくて聞きに来れなくなくて
 
 困っているのかな?と思い、後で声をかけてあげようと思った


 すると突然、話をしていた女の子の1人が私の前に駆け寄って来た

 そして、私の胸をベタっと触った!

 私は「なに?なに?」と動揺していると

 女の子は駆け足で席に戻り、さっき話しをしていた女の子たち3、4人に

 「ないない、ぺったんこ!おとこ、おとこ!」

 と報告していた・・・


 頼む・・・勉強しろよ・・・

 
 授業が終わり、教室を出ようとすると、

 前の方に座っていた女の子に

 「先生、おっぱい触られたの?大丈夫?気にしない方がいいよ」と励まされた


 まあ、子供のやる事だ 大目に見てあげよう

 

あきらめた日


 婚活関連のテレビを見ていてふと思った

 私は結婚できるのか?

 背が低い(152) 収入は食べていくのがやっと・・・


 乾燥肌 寝相が悪い パスワード、暗証番号をすぐ忘れる
 掃除がキライ 
 ポケットにティッシュを入れたまま洗濯し
 後で大変な事になる 
 電車で熟睡し終点まで行ってしまう
 カラオケで歌う歌がやたら古い(チェッカーズなど) 
 南より北が好き
 
 け、欠点だらけ・・・

 私が女性だったらこんな男とは結婚したくない

 そもそも、自分より小さい男性と結婚しようと
 思う物好きな女性はそうそういない

 お姫様だっこもできないし

 人間、あきらめが肝心

 私は「阿部寛」にはなれない

 なら、一生シングルライフを謳歌しよう

 

 ひゅーるりー ひゅるりーららー  (越冬つばめ) 

 恋文


 高校生の頃、ある朝学校に行くと、下駄箱の中に手紙が置いてあった

 私はその手紙を家に持ち帰り、封筒を開けてみた

 便箋が三枚はいっていた

 私は手紙を読み始めた

 「私の事が好きで、特にテニスをしている姿がかわいい

 (私は、中、高と軟式テニス部)

 私の事をずっと見ていた
 
 どうか、付き合ってほしい!

 お話がしたいので、○日の○時に○○に来て欲しい」

 要約するとだいたいこんな感じの事が書かれていた

 最後に一行、

 名前も顔も知らない男子生徒の名前が書かれていた


 なるほど・・・ね。

 
 彼には悪いが、名前も顔も知らない男性に会いに行く

 度胸はない 私は行かなかった 


 最後の一行が女の子の名前だったなら・・・


 春は遠い・・・。

 

 
 
 

ねえちゃん


 ある日の夜、仕事帰り、駅から家までの道を歩いていると、

 後ろから、自転車に乗った男に「ねえちゃん」と声をかけられ

 おしりを触られた

 男はそのまま通り過ぎようとしたが、

 私のおしりを触ったためバランスを崩し、

 3メートル程過ぎた所で転倒した

 私はそっと近づき、男の様子をうかがった

 男は鼻血を出し、少しアゴを擦りむいていた

 私は「大丈夫ですか?」と声をかけポケットティッシュを

 差し出した

 男は、ティッシュを受け取るとそれで鼻血をふきながら、

 笑顔で、「いや~、ごめんな、ねえちゃん!

 悪い事したからバチがあたったんだな~

 ほんと、ごめんな~!」と言い再び自転車に乗り去って行った

 まあ・・・おしり触られただけだし・・・ 私は「ねえちゃん」じゃないし・・・

 男は一応謝ったし・・・

 
 おうちへ帰ろう

プロフィール

ナツ

Author:ナツ
見た目ふつうのおばさんにみえる私(男性)アラフォー
身長152 体重39 が日常に珍事を綴ります^^
横浜市内のワンルームマンションで一人暮らし。

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